いぼ

いぼ(尋常性疣贅 じんじょうせいゆうぜい)について

ヒト乳頭腫ウィルスの感染によってできるウィルス性疾患です。
液体窒素治療や漢方薬の内服によるいぼ治療をおこなっています。

 

いぼの原因

ヒト乳頭腫ウイルスがひふのごく小さなきずなどから感染してできます。

いぼの症状

小児の手足や指によくできます。大人にもみられます。
境界線のはっきりした表面がかさかさとした数mm大~大豆大ぐらいの硬いできものですが、たくさん増えたいぼが融合するなどして数cm大の大きないぼになる場合があります。
自覚症状はほとんどありませんが足の裏にできるとたこのように硬く盛り上がって、歩くときに痛みを感じる場合があります。
うおのめとの違いは表面に黒い血豆のような点々が見えることです。

いぼの治療方法について

液体窒素をいぼにあてて凍らせる治療法です。
液体窒素を含ませた綿花をいぼ部分に数回あてます。
この治療を1週間おきに繰り返します。
いぼがだんだん小さくなるか、かさぶた状に黒くなってとれていきます。

いぼの大きさやできている部位により治療回数は異なります。
顔やくびなどにできたいぼは1~数回で取れることが多い反面、足の裏や手のひらなど角質が厚い部分にできたいぼは治療回数が多くなる傾向があります。

 

ヨクイニン内服

液体窒素をいぼにあてて凍らせる治療法です。
液体窒素を含ませた綿花をいぼ部分に数回あてます。
この治療を1週間おきに繰り返します。
いぼがだんだん小さくなるか、かさぶた状に黒くなってとれていきます。

いぼの大きさやできている部位により治療回数は異なります。
顔やくびなどにできたいぼは1~数回で取れることが多い反面、足の裏や手のひらなど角質が厚い部分にできたいぼは治療回数が多くなる傾向があります。

 

よくある質問

Q. いぼの液体窒素治療をした後はプールやお風呂にはいれますか?

A.液体窒素での治療は超低温でひふを凍らせていますが、お薬などがついているわけではありませんのでプールやお風呂に入られても大丈夫です。

Q. 液体窒素治療をした部分に水ぶくれができたのですがどうしたらよいですか?

A.いぼの液体窒素での治療後に水ぶくれや血豆になる場合があります。
こうなると結構びっくりされる場合もありますが、小さくて痛みがなければ放置されても大丈夫です。
大きくて痛んだりする場合は中の液を抜く処置をすると痛みが楽になりますのでご相談ください。

Q. 顔のいぼも液体窒素で治療できますか?

A.できます。
目の周りもおこなえます。

Q. いぼの治療部分のひふがむけてとれました。もう治療にこなくていいですか?

A.いぼの液体窒素治療等をした後、ポコッといぼ部分のひふが向けるといぼがとれたと思ってしまう方が多いのですが、結構残っていることがあります。
肉眼ではハッキリとわからないこともありますので、自己判断で治療を中断しないようにし、治っているか判定するため受診して下さい。

高岡・富山の皮膚に関するお悩みは 「皮膚科ちえこクリニック」 へお気軽にご相談ください。

 

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